種芋をカットしてコルク化(キュアリング)させます
2月がいつの間にか終わったかと思っていたらもう3月も中盤・・・。時間が経つのは早いですね・・・。
種芋はカットして直ぐに植え付けると畑の中で切口が腐ってしまいます。それで一般的には、種芋をカットして直ぐに植える時は草木灰などを塗って腐れにくくして植え付けます。
末庭はお金をかけたくないのでカットした種芋はコルク化させています。切り口をコルク化させるだけなので楽ですよ~。しかも浴光育芽し、コルク化させた種芋には不思議と愛着が湧いてきますよ~。種芋をコルク化させる利点は、お金がかからないだけではないかもですね~。
浴光育芽した種芋をカットします
種芋は晴れた日は光が当たるところに出して、雨降りや夜は室内の窓際で温め、大切に芽を出させました。芽は、目標の1cm近くまで出てきてくれました。芽が出ない種芋が1個だけありましたので、その種芋は植え付けないでおきます。事前に欠株を防げるのは浴光育芽の良い所ですね。
キタアカリよりもメークインの方が芽が出るのが早かったです。イモの種類によって違いがあるんですね。収穫もメークインのほうが早いのかな。
種芋の大きさは
植え付ける種芋の重さは50gとも60gとも言われています。末庭は50gよりは種芋が小さくならないように心がけています。30~40gの種芋で芽の成長が良くないといけないなと心配になってしまうからです。サッシーはどれも50gほどでしたのでそのまま植え付けられそうです。
メークインの種芋は150gや200gを越えるものも混ざっていました。カットした種芋が50g以上になるように2~4個にカットしました。今年は種芋不足だったのでしょうか、大小さまざまな種芋が販売されていましたね。昨年までは2分割で済む中玉が多かったのですが・・・。
さすがに4分割されると細ながい種芋になってしまいますね~。切りたてのジャガイモは美味しそうですよね。
種芋のカットのしかた
芽が沢山出るところから縦に切ると良いとされています。
カットする時に気をつける点は
カットする時に芽が均等になるようにします。またカットした時に50gずつになるようにバランスを取ります。これがなかなか難しいです。初めのころは丁寧にカットしていたのですが途中で適当になってしまいました。
切り口をコルク化させるには
切った種芋を切り口を上にして風通しの良いところで2,3日天日干しします。暑い日に直射日光にあてると焼けてしまって黒~くなります。が、問題はありませんね。
でも種芋が痛々しくなるので末庭は室内で3日ほど天日干しします。
白く見えるのはイモのデンプンですよね。時間と共に水分が飛んで切り口が沈み固まっていっているのが分かりますね。コルク化させると切断面の水分がなくなる分、少しだけ軽くなるでしょうね。
まだ触るとけっこう弾力があるのでコルク化までもう少しですね!
今年は大体、メークイン60個、キタアカリ50個、サッシ―10個の種芋です。3月中旬になるので早く植え付けたいですね!