ブリッジを自作すると取付金具が外れる、足場板が割れる、など予想外の事態が生じえます。それに伴う危険も大きいです。ブリッジを自作しようと思う場合は、危険を念頭に置く必要があります。このブログはあくまでも作業記録であり自作を推奨するものではありません。末庭も自己責任で行っています。他の方の事故などへの責任は負いかねます。
アルミブリッジはなかなかいいお値段です
軽トラに耕うん機を乗せ下ろしするためのアルミブリッジを探しました。ところが2本セットで安くても1万2千円ほどします。1度購入すればいつまでも使えそうですが買い渋りました。
どうしてブリッジが必要になったのか
当初、畑地全面を人力で耕すのが大変なので半分はマルチシートをかぶせて休ませておこうと思っていました。ところが畑のお隣様がトラクターで一畝立ててくださいました。それから末庭が畑に行くたびにその畝を見てました。だんだん機械があれば楽に管理できるな~、と思うようになりました。近所の畑を見てもトラクターや耕うん機で一気に作業しています。今更ですが現代農業は機械化していますね。時間と体力がなくても効率よく仕事ができるようでした。
これは最初に全面をトラクターで耕していただいた後です。やはり機械は良いですね。
耕うん機を探しました
それでインターネットや販売店やJAなどで農業機械の耕うん機や管理機のことを調べました。中古で良いから何かないかな・・・。
大雑把に言うと、耕うん機は主に耕うんする機械です。管理機は耕うんと併せて畝立てやマルチ張りなど多くのことができます。もちろんどちらもアタッチメントが販売されていて耕うん機でも畝立てやマルチ張りを行うことができるタイプもあります。購入の際に自分の使用目的に合わせると良いですね。あと馬力も様々なので畑の広さなどで選ぶこともできます。
そして結局、中古を購入し本日、我が家に到着しました。
中古なので不具合が無いか心配でしたが修理して使っても新品を購入して使用するより遥かに安く済みました。また今回の出品者様はこれまでの評価も高く末庭にも親切に情報提供してくださり信頼できる方でしたので安心しています。機械なので何かの不具合はあるかも知れませんが使えれば良いです。畑地で運転するのが楽しみです。
軽トラの乗降のため足場板ブリッジを自作しました
そんなわけで耕うん機を軽トラに乗せ下ろしするためのブリッジを自作ました。
その名は、「足場坂ブリッジ」しました~。既にあるかな?
足場板は750㎏まで耐えられるとホームセンターの棚に書かれていました。
材料は足場板(1本。厚み36㎜、幅210㎜、長さ4000㎜)2080円、ステン幅広金折(4個)872円、皿木ネジ(118円)、合計3,070円でした。あと1万円位の追加で安全安心のアルミブリッジが買えましたのでアルミを買った方がよかったか、と悩んでいます。足場板ブリッジを使ってみて今後のアルミブリッジの必要性を見ていきたいと思います。
足場坂ブリッジは予算をかけたくない方向きですね。
耕うん機は80㎏程度なので末庭の体重と併せても140㎏程度ですので問題ないでしょうね。爪の部分になる金具は錆びにくく強度のあるステンレスのものにしました。逆にネジは足場材とかみ合ってもらうためにステンレスを避けました。
作成
- まずは足場板から1900㎜の板を2本取りました。
- 下穴を開けてねじ止めしました。
完成
インパクトドライバーを使ったので作業は10分もかかりませんでした。
試しかけ
軽トラに足場板ブリッジをかけてみました。
傾斜も緩やかでした。耕うん機が滑り落ちるようなことはなさそうです。60㎏ほどの末庭が乗ってみると少したわむかなという感覚でした。耕うん機が80㎏程なので安全を確認できるまでは慎重に乗せ下ろししようと思っています。出来れば末庭は足場に乗らずに耕うん機を乗せ下ろし出きれば良いでしょうか。
足場板ブリッジの爪の部分はこんな感じになりました。金具が当たっている軽トラのあおり部分の部品の厚みが薄いので曲がらないかどうか少し心配です。1回目にチェックしてみようと思います。
偶然にも、足場板ブリッジと軽トラの荷台の高さがフラットになったので乗せ下ろしはスムーズにいきそうです。嬉しいですね、もしかしたら軽トラメーカーの配慮があるのかもしれませんね。
足場板にL型金具が付いているだけなので重ねることができて収納はとても楽です。
これで上手くいくと良いのですが・・・。
昨日、足場板の耐久性とあおり部分の強度、この2点がこれからの注目点でした!
8月まで何度か使ってみましたが足場板は問題なく使えています。あおり部分の強度も問題ありませんでした。今後は足場板が水に濡れないように気をつけようと思います。
足場板を使ったブリッジを推奨してはいませんので自作の場合は自己責任でお願いします。