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六条大麦の花はおもしろいですね~

六条大麦の小穂が膨らんできました

稲のようになってました~

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六条大麦の花が咲いていました

六条大麦が稲の花のようになってます。これって何?

正直知りませんでした・・・。

六条大麦の雄しべ

大麦で調べても分かりませんでしたが稲で調べると花について興味深いことが書かれていました。そうそう、大麦はイネ科です。

稲の場合、その花は、茎の上部に穎花と呼ばれる花が穂となって咲きます。穂は花なんですね~。驚きです!

そして一つ一つは小穂、小花とも呼ばれ、一塊で稲穂などと呼ばれますね。穎花には花弁がなく舟形の護穎と内穎の間に6本の雄しべと1本の雌しべがあります。花内で自家受粉を済ませたあと白色のおしべが外に出て,穎花の内側にめしべが残ります。その受粉した雌しべが実になります。

六条大麦は、開花期に葯(雄しべの一部)が見えるそうです。これに対して、二条大麦は開花期に葯が見えない(抽出しない)閉花受粉性だそうです。二条大麦は稲に似ているのでしょうね。植物の作りも複雑ですね~。

赤カビ病はどうする

二条大麦の場合は、葯殻が抽出し始める時期に農薬散布すると良いそうです。ということは六条大麦は葯がすべて落ち切ってからでしょうか。赤カビの菌が侵入しやすいタイミングがあるのでしょうね。防除としてはそのタイミングを見極めることが重要になりますね。

仕事で麦を育てる方は、トップジンM水和剤などの農薬を使って赤カビ病などの防除に注意しないといけないようです。

末庭は自家製麦茶にするだけで販売はしませんので、当然ですが農薬散布はしません。

赤カビが発生したら面倒ですが選別しようと思います。

大麦は赤さび病の被害も受けやすいそうです。六条大麦の隣の畝で育てているニンニクに赤さび病が出始めているようなので注意しないといけないですね。赤さびにはカリグリーンという安全な薬があるので早期対応したいと思っています。次回、農園に行く時にカリグリーンをはじめて散布してみます!

花麦って何?

花麦ってご存知ですか?

これは六条大麦や二条大麦などの中から穂や葉に注意して栽培した大麦や、穂が出たばかりの若い大麦などが、花麦の名前で販売されています。小麦よりも大麦のほうが芒が長いので大麦の花麦が一般的です。

生け花やフラワーアレンジメントに使用されています。

お気づきのように、花麦は、穂が出たばかりなのでその中の花は受粉していません。

花麦

これは少し前に折れてしまった時の花麦です。茎が有る状態で花麦として出回ります。

花麦は受粉していないので小穂はぺしゃんこですよ。

そして、この小穂の一つ一つが花だとは・・・。

芒の先が茶色に変化していきます

ふと見ると芒の先が茶色になっている稲穂がありました。これから穂が実につれて芒は色づいていくのでしょうね。

ノギの先が茶色になってきました

そういえばトウモロコシは受粉した花からヒゲが茶色に変化していきますね。

まさか六条大麦の芒の色の変化は受粉した証拠でしょうか。上手く受粉できたかどうかは正確にわからないと思います。しかし受粉時期が終わると大麦も芒に使っていた栄養分を穂の充実のために使うはずですよね。

麦(小穂)をしっかりと太らせるために芒は枯れて当然ですよね。

数日後、畑を見ていると・・・雌しべ?

トウモロコシのヒゲのようなものがありました~

雌しべ?

明らかに芒ではなく小穂から伸びています。成長した穂には付いていないので、このヒゲがきっと雌しべの一部でしょうね。受粉したら抜け落ちているのでしょう。

植物は世話していくと、その作りの素晴らしさに驚かされてばかりです。まだまだ知らないことだらけです!

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