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自家製麦茶で水出しする方法とその味

煮出し自家製麦茶

2023年は収穫した六条大麦自家製麦茶を作りました。

今年の夏は自家製麦茶で過ごせました。

まだまだ暑いので種蒔用に保存していた種を使って麦茶を追加しようと思っています。

自家製麦茶は水出しすることはできましたが味は煮出しと比べると旨味や甘味が薄い感じがしました。それで結局は、煮出しして麦茶を飲みました。水出しは、試験的に行った1回限りでした。

目次

収穫した六条大麦

収穫した大麦は土のう袋に入れて保存しました。

土のう袋いっぱいの大麦

土のう袋一袋近くありました。

これだけあれば一夏過ごせるだろうと思って、同じくらいの種は今年の種まき用に保存しました。

六条大麦の焙煎

麦茶にするために焙煎します。

その前に、大麦を水洗いして汚れや悪い麦などを取り除きます。

六条大麦の水洗

意外と大麦は浮いてきます。

もったいないけど捨てます。

悪い六条大麦

庭に撒くと芽が出てきますよ!スズメも麦を食べに来ますよ!

それを明るい日陰でしっかりと乾燥させます。

そして焙煎します。

焙煎と言ってもフライパンで煎っただけです。

フライパンで六条大麦を煎りました

カセットコンロとフライパンを使用しました。

膨らんだ六条大麦

六条大麦を煎るとプチプチと音がしてポップコーンのように弾けます。麦の煎られた良い香りが部屋中に漂います。

弾けた皮の内側には白い実が見えています。

どこまで焙煎すれば良いか判断が難しいですね~

末庭が気をつけたのは、麦がしっかりと弾けて膨らむことと焦げない程度まで焼き目を付けることです。香ってくるまで煎ります。

膨らんでいるかどうかは上の2枚の写真を比べると一目瞭然ですよ。

焦げ付く大麦も出てきます。

焦げた六条大麦

焦げた大麦は麦茶を苦くするので取り除きます。

焙煎した六条大麦はティーパックに入れて保存します。

ティーパック

ホームセンターやショップで売られてますね。

ティーパックに入れた六条大麦

大きなパックのほうが沢山の六条大麦が入るので使いやすかったです。

ティーパックに詰めた麦茶はジップロックに入れて冷凍保存しました。

どうすれば水出し麦茶にできるか

煎った麦のままだと容器にティーパックを一晩入れていてもほんの薄っすらとしか色が出ませんでした。味も香りも微妙でした。

どうすれば焙煎した六条大麦を水出しにできるのでしょうか?

楽に麦茶を作るためにはどうしたら良いのでしょうか?

それで市販の麦茶パックを分解してみました!

すると判明しました。パックの中の麦は粉々になっています。

どうやら粉砕した麦をパック詰めすると良さそうです。これは発見でした!

六条大麦をミルにかけました

そこでミルの登場です。

ミルに入れた六条大麦

焙煎してパンパンに膨れた六条大麦を適量入れました。

そして粉々にしました。

ミルで粉砕。

すべて粉砕するのではなくある程度形を残しました。

市販の中身はもう少し黒かったので、しっかりと焙煎されているのでしょうね。

これをティーパックに入れて容器の中で水出しします。

容器に入れて麦茶の水出し

一晩おきました。

完成したのがこちらです。

薄い水出し麦茶

薄い麦茶になりました。

水出し麦茶の味は

振り返ってみると、焙煎が十分にできていないので水出しにしても煮出しにしても色は薄くなってしまうのだと思います。

焙煎機があると美味しい麦茶になるのでしょうね~。いつか入手したいものです!

水出しの場合は、甘みが薄い感じがしました。風味も少ないかな~

水出しに成功した結論

手軽に麦茶を準備したい人は水出しで、味や風味を楽しみたい人は人手間かけて煮出しで、という選択になりそうです。

煮出しにする方法

この場合は、焙煎した麦をそのままティーパックに詰め込みます。

それをやかんに入れて火にかけます。

末庭は、やかんから出てくる蒸気の匂いを嗅いで麦茶が出来ているか判断しました。

蒸気に満足できるだけの麦の香りがしてきたら、美味しい麦茶の完成です。

やかんのお湯に麦茶の成分が十分に出ている証拠ですね。

あと、蓋を開けて麦茶の色を見るのも判断の1つですね。

煮出しの写真も撮っていたのですが写真の整理中に破棄してしまいました。唯一残っていたのはグラスに入ったこのブログの始めの写真だけでした。色は薄く映っていますが実際はもう少し色づいていますよ。

水出しと煮出しの違い

ここまでの通り、味に違いが出ます。

また水出しの場合はミルなどで粉砕する必要があります、煮出しの場合はお湯にかける必要があります。

手間と味のどちらを優先するかによって水出しにするか煮出しにするかを決めると良いですね~

自家製麦茶の注意点

雑菌の発生や増殖を考えると、一日で飲み切るくらいが良さそうです。

特に煮出しの場合は、熱が下がってきた頃に菌が増殖しやすいそうなので粗熱を取って早めに冷蔵庫で保存した方が良いようです。夏場は、食中毒など何かと発生しやすいので要注意ですね。

ただ末庭家の場合は、煮出しで作ってもその日で無くなってしまうので比較的安心して飲むことができましたよ!

何よりも無農薬の麦茶を好きなだけ飲めるのは贅沢なことだと感じました~!

自家製麦茶を作ってみて・・・

去年から今年にかけて六条大麦の自家製麦茶で楽しめました。

ある日、とあるテレビ局の制作会社からはブログの写真の使用したい旨のメール連絡がありました。有名な長寿番組です。末庭も好きでよく見ている海有り農有りの自然を楽しむ番組です。リーダーは末庭と同い年です。

しばらくすると数秒ですが1枚の写真が放送されました。末庭もたまたまその番組を見ていて採用された時は驚きまいた!きれいに使われてましたよ!六条大麦について初めて聞く情報もあり勉強にもなりました!途中から番組の録画もしました。

グーグルで「六条大麦」と検索して画像に絞ると「末吉庭園管理」のブログの写真が数枚出てくるので見つけていただけたようです。正直嬉しかったです。

昔の人が味わっていた麦茶作りはとっても感慨深かったです。

今年も保存している種で自家製麦茶の製造を楽しみます!

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