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ゴールドクレスト・ウィルマの植栽で門扉周りも華やかになりました

コンテナ入り植栽
目次

植栽をご依頼いただきました

ホームページから草刈のお問い合わせをいただいていたお客様から植栽のご依頼をいただきました。末庭がDIY外壁塗装のため延び延びになっていましたが休暇日に作業させていただきました。お客様のご了承をいただきブログに書かせていただいています。

ご依頼いただいた植栽スペースは、奥行き10cmほどで幅が3m弱の花壇です。ブロックの幅を含めると植物が利用できる奥行きは20cmほどになります。以前はサザンカが植えてあったそうですが末庭にお問い合わせいただいた時には何も植わっていませんでした。

今回の植物を植える目的は

植物を植える大きな目的は雑草が生えにくくするためです。施主様はご自分で草取りなどこまめに行っておられますが雑草が生えやすいエリアが減ると少しは楽なためですね。雑草が生えないようにするならコンクリで固めたり砂利を敷いたりする方法もありますが、表札やインターホンがあるエリアなので施主様は華やかな雰囲気を大切になさる方なんだなと感じました。それで植栽の目的は簡単にまとめると次の2点だと末庭は考えてます。

  • 雑草対策
  • 環境を華やかにする

あと、手間はかかりますが季節ごとに自分で花の苗を植え替えることによって雰囲気を変えることができますね。

今回の園芸の植栽プランのメインは

施主様のご希望の植物はコニファーです。

それでコニファー中心のプランを考えました。

ゴールドクレストやゴールドクレスト・ウィルマが有名ですね。近頃のホームセンターなどでは鉢植えに入ったゴールドクレスト・ウィルマをよく見かけますね。大から小まで揃えてありし購入しやすいお値段ですね。

ゴールドクレスト・ウィルマ
ゴールドクレスト・ウィルマ

地植えの場合、放置するとゴールドクレストは15m~20mにもなると言われています。一方、ゴールドクレス・ウィルマは2mほどと言われています。ウィルマの方がず~と小さいですね。それでウィルマは室内用として鉢に植えて販売されているので室内で観賞している方が多いですね。ウィルマは屋外で育てることもできます。

ウィルマは鉢植えといった狭いエリアに入れられて室内で管理されています。それで今回のある意味限られたスペースではゴールドクレスト・ウィルマの方が生態的に適しているものとと判断しました。道路に張り出し過ぎないように大きさを維持しながら長く育って欲しいものですね。

植栽の全体的なプランは

コニファーを目立たせながらさりげなく色合いを付けるイメージです。

選んだのは、ウィルマとオタフクナンテンとチェッカーベリーです。

植え替えの手間を省くために多年草を植えています。手入れが比較的楽な植物のプランです。

色合いとしては、オタフクナンテンは秋から葉っぱが紅葉するので綺麗ですね。ただ日差しが限られているということですのでくっきりとした変化は難しいかもしれませんね。

オタフクナンテン
オタフクナンテン

チェッカーベリーは冬場に赤い実を付け楽しませてくれます。見の前には小さなアセビやスズランのような白い花をつけてくれます。チェッカーベリーに色があるのでインターホンの下に配置しています。

チェッカーベリー
チェッカーベリー

ゴールドクレスト・ウィルマは言うまでもなく明るい黄緑色ですね。

コンテナ運び
コンテナにまとめて運びます

植栽作業

作業前
作業前

作業前は何も植わっていません。ツツジか何かの切株が見えていました。

切株
切株

切株から根っ子が意外と伸びています。一番底まで這っていました。

底
底まで掘ります

4、50cm掘ると底に石がありました。コンクリートで固められていないようでしたので水はけは良さそうです。

根っ子
根っ子

すべての根っ子を掘り出しました。意外と多く、福岡市のゴミ袋大の3分の1はありました。

土壌改良
土壌改良

表土は昔の植物の葉っぱが腐葉土化していたようで良い土になっていました。表土より下は真砂土が入っていたので腐葉土化した土を底の方に移し替えました。その土壌改良が上の写真です。バケツの中は掘り出した真砂土を入れたものです。新築時の廃棄ゴミ(レンガクズや手袋など)が底から出てきました(ほとんどの建築物で建築時に作業員が廃棄していますね。止めて欲しい習慣ですね)。

培養土
こちらを使いました

土壌改良材は入れずに培養土を入れました。これだけだとウィルマの株周りの土のしまりが弱いので必要な株周りには少し土を混ぜました。

完了写真
完了

完成です!シンプルで調和を保ちながらも華やかであれば嬉しいです。

別アングル

チェッカーベリーは可愛いですよね。

チェッカーベリー
綺麗な赤色です

今回の植栽の管理

ゴールドクレスト・ウィルマは鉢植えで育てる場合は水切れしやすいです。鉢が小さいうえに木が多くの水を吸い上げるため枯れやすいですね。今回も限られたスペースへの地植えなので水切れには注意が必要ですね。雨が少ない時期は施主様にウィルマの根元の土を触って確認していただかないといけないですね。花壇は鉢植えと違って深さがあるので根が張ってくれれば枯れる心配は少なくなるでしょうね。やはり移植後の1年が水遣り注意でしょうね。

肥料遣りは、今回肥料入りの培養土を入れていますので春先までは不要と思います。来春以降、チェッカーベリーに液肥を定期的にあげる程度で良いと思います。ほとんどの場所で、ゴールドクレストとオタフクナンテンは肥料をもらわずに成長しています。チェッカーベリーにあげるついでに液肥を入れてあげても良いと思います。良く茂るようになる場合は、様子を見ながら与えると良いですね。

今回の植栽の剪定について

ウィルマは成長が緩やかなので目標の高さでしんを止めて、横枝が伸びてきたら思い切って枝を取るか途中で切りそろえてあげます。中の枝が枯れやすいので込み合った部分は枝を間引き軽くしてあげます。

オタフクナンテンは販売されている苗の中で枝が多い株を選んで購入できました。それで横幅の成長は期待できるので縦に長いウィルマと横に丸いオタフクナンテンで良いバランスが取れると思っています。成長がゆっくりなので茂ってきたら高く伸びた枝を抜いたり、込み合った枝を抜いてあげます。

チェッカーベリーは高くなっても20cmなので剪定は楽ですね。お手入れは、枝が伸び過ぎたり込み合ったりした場合に剪定します。混んだところの枝を切り取ったり伸び過ぎた枝を切り詰めるだけなので手入れは簡単ですね。赤い実が痛んできたら取ってあげると良いですね。

植物のお世話には少し関心や手間を取られますがその分の癒しをいただけるのは嬉しいものですね!

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