キャベツは何回か収穫できる
ネットを見ていると最近時々キャベツの動画を見かけます。
「キャベツの無限栽培」、「キャベツの無限ループ栽培」、「キャベツのエンドレス栽培」などと呼ばれているようですね。生産農家さんだと安定収穫につながらないので非現実的ですが、販売せずに自家消費用で栽培地があれば現実的かもしれません。キャベツの芯から栽培するという強者もいます。末庭にはとてもできまえせん・・・
これまで、キャベツを栽培すると収穫時には包丁で切って、切り株は取り除いていました。
ところが無限栽培の場合、1度収穫した後、2度目、3度目と収穫が続くそうです。
これはキャベツが元来、1年草ではなく多年草なので可能になっています。
そこで末庭もキャベツの連続収穫にチャレンジしています。
上手くいけば苗を育てる手間が省けるので助かります。
2025年にキャベツの無限栽培に初挑戦
そこで、2024年の冬に植え付けたキャベツの苗で挑戦することにしました。
キャベツの無限栽培!
2024年の冬に苗を準備していなかったのですが隣の方が苗をくださったので空スペースに植え付けました。
2月14日のキャベツの様子です。

手前にキャベツが育ってきています。
無限栽培、実際には、「有限」な気がしますが、何回まで栽培できるのか試してみます!
つい癖で・・・
1株目で失敗しました・・・。いつもの癖で株を引き抜きました・・・
根株を埋め戻せば良かったのですが、つい癖で捨ててしまいました。
3月9日です。

このキャベツが2025年の初収穫です。

小ぶりでした・・・

半分に切ってみると葉のつまりが少なかったです。
2個目からは忘れずに切り株を残しました。
2個目からは無限へ
しばらくして農園に行ってみると・・・
3月27日です。


2株から小さな脇芽が出てきていました。
切り株には葉を残さないほうが良いのでしょうか?今回は脇芽が出たので良しとします。
4月1日です。

脇芽の数が増えてきていました。
4月22日です。

脇芽が巻き始めているように見えます。
ただ脇芽の数が多すぎるので、上向きで大きな脇芽を2個残して、脇芽を外しました。

この2個の成長を見守ります。
こちらの株は脇芽の成長が早いです。

こちらは成長しすぎでですね。
中央の芽の右側にある少し濃い目の芽が元々あったキャベツです。1株から2枝に分かれていた内の1枝のキャベツを収穫した後に出た脇芽を2個成長させていたら、元々のキャベツよりも結球はしていませんが成長しています。
この株の例から、やはり切り株に葉っぱを多く残したほうが出てくる脇芽の成長は良くなるのかもしれません。ただ脇芽は結球していないので花芽が直ぐに出てくるのでしょうか。要観察ですね。
この株は3個キャベツが付いているので中央のキャベツは外しました。
こちらが本日の芽欠きキャベツです。

右側にはセキセイインコ用の大根葉も入っています。
無限栽培が失敗した時のため
苗の栽培も行っています。期限切れの種でしたが何とか発芽してくれました~

注意している点
- 1度目の収穫で切り取る位置は、株に元気な葉がしっかり残るようにします。脇芽が出た後、確実に成長できるようにするためです。葉っぱが残ってなく、茎だけだと脇芽に行く養分が少なくなるのではないかと思っています。
- 切り取った後から脇芽のように幾つかの新芽が出てきます。すべてを成長させると複数個に分散されてキャベツが小さくなります。それである程度まで成長させて害虫などの被害がない脇芽を2個残します。こうすることで確実にキャベツが育つようにします。
- 多年草で株が大きくなっていくので追肥をしっかりと行います。ただ化成肥料が多すぎるとキャベツの株が弱くなってしまいそうなので鶏糞や油粕などでゆっくりと育ててみます。
- チョウが飛ぶようになったらネットをかけようと思っています。イモムシ退治のために畑に通う時間はありません。
キャベツの無限栽培、果たして無限に収穫できるでしょうか?