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オタフクナンテンの剪定
春の新芽が沢山出てきました。株の間が近いため混み合っていました。そばにフウチソウも植わっているので重いイメージにならないように思い切って古枝を取ってみました。
オタフクナンテンは大きくなる木ではないので多くなった枝の中から古い枝を抜く程度で良いですね。新しい枝を残して更新します。形を崩して高く伸びる枝が出てくるのでそれらも取ります。数年放置しておくとびっくりするくらい繁りますね。病気に強いんだなぁ~と感じます。
オタフクナンテンの特徴
オタフクナンテンは樹高50~60cmで葉が丸くて密に育ちます。日当たりが良い所のオタフクの葉は冬の寒い時期は綺麗に紅葉します。ところが、もみじの葉のように落葉しません。長い所だと夏近くまで紅葉した色が残っています。低木なのに風情を醸し出すことができる貴重な植物の一つですね。洋風と和風を問わず、どのお庭にも合う植物だと思います。
日当たりが良い場所に植えることができれば鮮やかに赤みを出してくれますね。
一方で日当たりが良くないと綺麗に紅葉してくれません。環境によっては緑のままのこともありますね。
春になっても一面赤いままですね。
新緑の季節になり、紅葉している葉をめくってみると赤い葉の下には新しい枝はが出始めます。そして赤い葉は新芽と入れ替わるように散っていきますね。オタフクナンテンの枯れ葉は丸まっているので風で飛ばされるとカサカサと音を立てています。
オタフクナンテンの新芽
新しい芽の出方には2つありますよ。
- すでに伸びている枝の上部からひょろっとした新芽が伸びて樹体を一回り大きくする感じで新しい葉が付きます。葉の先端は3枚葉のなので可愛い印象ですね。
- 次に既にある枝の付根や上部から新しい枝が出ることがあります。その新枝にも新芽が付きますね。
剪定する時の注意点
茂っているオタフクナンテンはアシナガバチが巣を作りやすいです。春以降、アシナガバチが動き出すようになったら剪定する場合はホウキなどではたいてハチがいない事を確かめましょう!