ニンニクの収穫
ニンニクの収穫の目安は何でしょう?一般にはニンニクの芽が出てから1週間後位が収穫時期と言われています。葉の3割くらいが枯れたころですね。晴れた日に収穫し乾かします。末庭の畑は30㎡(5m×6m)と小さいので次の作物の植え付け迄時間がありません。
少し早めですが今年の収穫を終えました。あと少しさび病が出ていたので病気が回る前に収穫してしまおうと思いました。それで今日は、ニンニクの収穫と同時に堆肥を入れて夏野菜の植え付けです。末庭の畑には安息がないですね、少し気の毒です。
ニンニクの乾燥
収穫は晴れた日に行い半日陰で乾かします。その後、ひげ根を切って紐で吊るして乾燥させます。重さの3割程度乾燥させるそうですが末庭の場合は持った時の感覚で倉庫に収納します。茎や葉は天日干しが終わるまでは付けておくそうですが末庭の場合、搬送が大変なので短く切って自宅に持ち帰っています。おかげ様で今年1年家族で食べる分と友達にプレゼントする分は十分に収穫できました。
畑の近くの販売所では小さなニンニク4個が200円位で売っていたそう。ということは末庭のニンニクを全部売れば9,000円にはなるかなぁ~。販売所の手数料が半分で4,500円、半年以上かけて育て上げたのに・・・。生産者として末吉庭園管理か末庭のシール貼って販売しても面白いかなと思うけど・・・。売るには生産量が少ないですね。やっぱり販売はしないで友達に食べてもらおう。
ニンニクの吊るし方
例年は下の写真の右側のように紐で結んで吊るします。
ところが今年は収穫が多かったので独自の乾燥の方法を考えました。やってみるとお祭りのお店のリンゴ飴みたいになりました。ニンニクを上下逆にして乾燥させてています。これで上手くいけば良いのですが。
これで上手く乾燥すれば楽ですね。どなたかに手抜きと叱られそうですが・・・。風通しと直射日光を避けることは問題ないのでニンニクの上下を見たことが無いので大丈夫かな?と不安になりますね。乾燥し終えた物はすべて倉庫に保存するようにしています。造園の仕事道具も増えてきたので植物関係を保存するスペースが減ってきているのが問題です。
夏野菜の植え付け
先日購入していた、ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、シシトウを植え付けました。堆肥として鶏ふんを入れました。今年も元気に育ってくれると嬉しいですね。写真に写っている他の植物は玉ねぎ、ソラマメ、ジャガイモです。玉ねぎとソラマメは種から育てています。
ジャガイモは種芋購入しています。現在、種いも生産は北海道、青森県、岩手県、群馬県、長野県、岡山県、広島県、熊本県、長崎県の9道県だけで行われているってご存知ですか?末庭は農薬の適正使用について学んだ時に知りました。種芋って厳密に検査されているんですね。その理由についてサイトには次のように説明されています。
じゃがいもは栄養体で増えるために増殖率が低く、しかもウイルス病にかかると収量、品質ともに大きく低下するという難点を抱えています。
日本いも類研究会
そして、現在、他の県への移出用種いもを生産しているのは北海道、青森県、群馬県、長野県、岡山県、広島県、長崎県、熊本県の8道県です。比べると、岩手県は生産はしているが他の県に移出はしていないことになります。福岡で購入している種芋は8道県産のどれかですね。植物が病害虫からの防疫が適切になされていると安心ですね!