トウモロコシの順調な成長
1週間以上畑に行っていなかったらトウモロコシが大きくなっていました。大きなものでは茎が直径5cmを越えていました。成長が早く、葉の緑色も濃ゆいですね。今年は元肥が適度だったのでしょうね。
支柱根が出ていました
熱帯雨林のマングローブのようにトウモロコシは支柱根(しちゅうこん)という根を茎の部分から地面に下ろします。
支柱というだけあってトウモロコシの体をしっかりと支える役割を果たします。トウモロコシが大きくなって風を受けると倒れやすくなるので転倒を防ぐ助けになっていますね。またトウモロコシは肥料や水分をたくさん取り入れますのでその助けにもなります。トウモロコシたくましいですね。末庭も負けずに支柱根を張って踏ん張っていきたいです。
植え付ける間隔は
株間を30cmに畝間を90cmと言われています。ほとんどの野菜は30cm間隔で良さそうですね。
株を密植するとてっぺんに咲く雄穂が出す花粉を近くの雌穂が受粉しやすくなります。風によって花粉が飛びます。実入りを良くするために雄穂を切って人工授粉させることもできます。
末庭は植え付け場所が無かったので株間20cmで畝間50cmくらいになっています。葉の色は濃緑なのでこれまでは植え付け前の肥料が足りていたようです。
両側の枯れかかっているのは春ジャガです。そろそろ堀上げですね。
追肥が必要です
- 本葉が5枚付いた頃
- 雄穂が開いて雌穂が出てきた頃
トウモロコシは窒素を多く必要としますので大きな収穫を期待するなら追肥は不可欠ですね。化成肥料を株毎に50gほど撒いて土と混ぜます。油粕や米ぬかを使う方もいます。末庭は楽なので化成肥料にしています。それでも元肥には鶏ふんをたっぷり使っているので甘い実がなると思います。
化成肥料50gはどれくらい?
末庭が手のひらで握った一握りがおおよそ50gです。化成肥料なので安全上ゴム手袋を付けてまきます。植物に撒く時は握り具合で量を加減しています。末庭はいい加減?、アバウト?、なので…。夏野菜を植えている方はアバウトでも定期的に追肥してあげて欲しいですね。最後まで収穫を楽しめると思います。
土寄せも必要です
追肥と同時に土寄せも必要です。支柱根が出ていますが転倒防止のために土寄せを行ってあげます。良く実ったトウモロコシにするには追肥、受粉、病害虫対策、水遣りなど幾つものお世話が必要ですね。
収穫当日に食べる喜びを楽しみにお世話頑張ります!