ガクアジサイの剪定の時期はいつ
アジサイの花の剪定時期は分かりにくくないですか？アジサイの花もツバキなどのように散ってくれると分かりやすいのですが、色あせてもいつまでも付いてますね。ガクアジサイの場合は、額が落ちてきます。末庭は額が垂れ下がってきたら花を切ってしまいます。もう少し楽しみたいという方もいるかもしれませんね。
今咲いているアジサイも色あせてくる7月中には切り戻してあげると良いですね。
アジサイはどこで切るか
良く言われているのは花が咲いたところから2，3節目のしっかりした芽が出ているところですね。
この株は小さくしたかったので3節目でなく4節目で切りました。脇芽は花芽が付きそうでした。
アジサイはなぜ早めに剪定するか
切った枝には新芽が出てきています。他にも木質化した中央2本の枝からも新芽が出てきていますね。これらの新芽が成長して枝になります。そしてその中の良い枝の先端に花芽が付きます。あと今年伸びて花芽が付かなかった枝には来年花芽が付く可能性が高いです。
なぜ花後早めに剪定するのでしょうか？それは株を元気にして来年の花芽を育てるためです。そうすれば来年も花を期待することができます。末庭は花後に軽めの施肥も行います。
切り口は節から2センチほど上にする
節に出ている新芽ギリギリで切ることはしません。その理由は、アジサイの枝が枯れやすいからです。上の写真の切り口の白い部分は柔らかく、切口が固まるという感じではなく乾燥してしぼんでいくイメージです。新芽ギリギリで切ると新芽と節の部分まで乾燥して枯れてしまします。あと切る時に新芽を傷つけることがないように注意が必要ですね。
アジサイを剪定しないとどうなるでしょうか？非常に大きくなります。アジサイは剪定しないと花から2節目くらいまでは自然と枯れます。しかし単純計算ですが今年6節伸びたとしたら、枯れるのは2節なので4節分は毎年大きくなります。山間で自然に任されているアジサイが縦に横に大きくなっているのが分かりますよね。
今年の隅田の花火は花が咲かなかったのが２本だけでした。全体的に枝数が少ないので株が元気になってくれるか心配です。来年まで水を切らすことがないように気をつけたいと思います。心配は多いですが季節ごとの楽しみがあるのは嬉しいですね！来年は枝を増やそう！