八朔の木はトゲが立派ですね
今日の午後はご依頼いただいていた八朔の木の伐採に向かいました。木の伐採は造園土木会社で作業させていただいているので苦手ではありません。しかも伐採は剪定と異なり見た目はほとんど関係ありません。地際の切り株が見えるくらいでしょうか。それで物損事故と人身事故が起きないように安全に注意することが第一だと思います。何度かチェーンソーを使用します。あと伐採後の清掃も大事ですね。
今回の5~6mの八朔の木の伐採もすぐに終わると思っていました。ところが予想の倍の時間がかかりました。
なぜでしょうか?末庭の手際が悪いから?それもあります。しかし時間がかかった原因は八朔は柑橘類であることです。
そう問題は「とげ」、です。とげの一つを赤まるで囲ってみました。(今回は施主様の了承をいただくのを忘れていたので全体の写真は使用していません。とげのアップのみです)柑橘類にトゲがあることは知っていましたがここまで立派だとは!知りませんでした!良い勉強になりました。
下の方のトゲは木質化していて正に「刺さる」という感じです。
靴で踏むと貫通して足に、チク(ヂクに近いです。なかなか痛い)、刺さります!何度かヂク、です!
トゲは地上から2.5mくらいまでの高さの幹や枝に付いていました。木の上に上るために危険なので足を乗せる所のとげは先に撤去しました。それでも左腕に引っかき傷が1本できました。
地上から2.5mくらいから上部にはとげはありません。何のために「とげ」があるのでしょうね?不思議ですね?末庭みたいに八朔を食べたい人を近づけさせないためでしょうか?自然界のことを考えるとサルなどを近づけないためでしょうか?でもサルなら木の上部を渡って実に近づくとができますよね~。とげがあるのは不思議ですね!時間がある時に調べてみます。
いただいたもの① 八朔
たくさんの八朔をいただきました(最初の写真です)。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
いただいたもの② サナギ
これは「いただいたもの」と言うより末庭が捨てられなかったものですね。いただいたもの②はアゲハ(何アゲハなのかは分かりません)のサナギです。この子は葉っぱを処分のため集積している時に見つけました。仕事で生じたゴミなので置いて帰ることは出来ず、ここまで頑張って大きくなっているので剪定枝と一緒に捨てることも出来ませんでした。それで家に持ち帰りました。そして鉢植えに枝ごと挿しました。
発見!サナギの糸は面白いですよ!
サナギを良く見てみると細い糸で枝に支えられています。しかも糸の根元は幾重にもなっているみたいです。
しかもしかも上の写真のように細い糸はサナギの殻の外周を回っています。物干しロープに依っかかっている感じですね。アゲハのイモムシがどうやって糸を張る?サナギから蝶になる時には殻の背中部分が縦に割れるはずです。その時に糸はどうなるのでしょうか?実際はどんな仕組みになっているのでしょうか?
柑橘類やアゲハの生態など自然界に目を向けると学べることが多いですね~。こんな機会をいただけたことに感謝です!