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朝倉サザンカの特徴は

朝倉サザンカに産卵するクマゼミ
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朝倉サザンカは白とピンクの綺麗な花

毎年綺麗な花を咲かせる朝倉サザンカ。

サザンカといえば白や赤やピンクが多いですね。この朝倉サザンカは白とピンクの混ざった花を咲かせてくれます。

サザンカはツバキ科

サザンカはツバキ科なので毛虫のチャドクガが付くことがあります。それで消毒して毛虫などが来ないようにしておくほうが安心ですね。

サザンカとツバキの違いは

  • 花が咲く時期が違いますね。サザンカは秋冬、ツバキは冬春のイメージです。
  • 花の散り方も違いますね。サザンカは花びらの付け根が一つでないのでヒラヒラと1枚ずつ散りますが、ツバキは花びらがまとまった形でボトッと散ります。
  • 葉っぱの各所に小さな毛が生えています。またツバキのほうが大きな葉っぱが多いですね。

剪定の仕方は

  • 去年の枝から伸びた新しい枝の先などに花芽が付きます。春の花後すぐであれば刈込が行えますが去年の枝から新芽が出るように刈り込む必要があります。あまりに強く刈り込むと去年の枝を無くしてしまい、発芽力は強いので枝はたくさん出てきますが、その年には花が咲かないこともあります。小さな木であれば剪定してあげると多くの花を楽しむことができますね。
  • 6.7月には新芽が付き始め8.9月頃には花芽と分かるほど蕾が大きくなってきます。その時期以降に花芽を残しながら透かし剪定を行なえば花を楽しむこともできますね。

サザンカがかかりやすい病気は

  • すす病・・・カイガラムシが原因でかかります。カイガラムシが付かないように消毒することで防げます。
  • 花腐菌核病・・・梅雨の時期など多湿の状況で発生しやすくなります。花びらに小さな斑点ができ花全体に広がります。花びらは散らずに残ります。菌が繁殖して広がり翌年以降に影響しますので、病気になった花びらや落ちている花は撤去します。
  • 炭疽病・・・これは有名ですね。やはり梅雨の時期に発生しやすいです。葉っぱに暗い斑点が出てきてそのままにしておくと葉っぱは茶色になり落ちてしまいます。
  • 他にもありますね。

卵を産んでいる枯枝は切らないでおこう

末庭の朝倉サザンカも悲しいことに炭疽病にかかり枝が枯れました。発見してからは殺菌剤を撒いているのですが枯れた枝からは新芽は出ません。

枯枝を取ってしまおうと近づいてみるとクマゼミが止まっていました。なんと産卵していました。 せっかくなので枝は来年の梅雨以降まで残しておこうと思います。セミの幼虫が増えて欲しいものです。

サザンカの枯枝
枯枝に連続

セミが卵を産み付けるために開けた穴は凄くないですか?産卵管で穴を開けて産み付けているようですが、管を木に刺して抜くのは大変そうですね。どんな仕組みになっているのでしょう。

キリかノミかノコギリで開けたようですね!

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