井戸のパイプを加工しました
水を汲み上げてもいないのに、少し前に先走ってしまい、井戸のパイプを加工していました。
ブロックは雨水で土や泥が流れてくるのを防ぐために簡易的に置いてみました。
自宅で試運転していたのでポンプは水を上げてくれると思っていたのですが・・・。水は全く上がってきませんでした。失敗です!ポンプの知識を増やさないといけないですね~。
エンジンポンプを壊してしまったかな~と心配になりました。
中古で購入したエンジンポンプは問題なし
エンジンポンプはフルパワーでどれくらいの勢いで水を排出できるのか確かめてみることにしました。
エンジンポンプを旧農園の近くの川へ行ってポンプを動かしました。普通にホースを川の中に入れて、エンジンポンプに呼び水もしてエンジンをかけるとしっかり水を吸い上げてくれます。
なかなかの勢いで水を汲み上げ排出しました。水面から1m弱の高さにポンプを置いてましたがしっかり動いてくれました。エンジンポンプそのものは問題ありませんでしたね。
井戸の水を吸い上げない時は何が問題か
いろいろと調べてみるとエンジンポンプの使い方にはいくつかの注意点がありました。
- エンジンポンプの故障や不備・・・問題なし
- ポンプ内に呼び水をする・・・問題なし
- 吸水ホースの破れや曲がりが無いようにする・・・問題なし
- 吸水ホースにはサクションホースを使用する・・・問題なし
- 井戸のパイプの最上部よりもエンジンポンプの中心を高くする・・・このエンジンポンプに該当するか不明のため微妙だが次回からは高い位置にエンジンポンプを配置することとする。
- 水面からエンジンポンプまでの距離は吸水揚程より短いか・・・問題なし。吸水揚程の距離はた(真上の高さから:水面からエンジンポンプまでの距離)+(真横の長さから:水面からエンジンポンプまでの距離÷10)で計算できます。真横10mは真上に1m上げるのと同じ力を要します。
- 水の中のストレーナー(パイプの一番下に付く部品)の目詰まりを防ぐ・・・問題あり。
ストレーナーの目詰まりの可能性
問題点をチェックしてみるとストレーナーの目詰まりが原因ではないかと思いました。当初、水源を確認した時にストレーナーは泥の中に埋まっていた。しかも何年も井戸はしようされておらず蓋もされていなかったので泥が入っていて目詰まりしているのかもしれません。しかもストレーナーには逆止弁が付いているフートバルブが付いていますので故障の可能性もありますね。
ストレーナーを清掃しました
もう一度、11mの井戸のパイプを引き上げました。
フートバルブを取り外してみました。するとやはり泥が溜まっていました。しかもフート弁も破損して曲がっています。これは正しく機能していないですね・・・。
取り合えず、ゴム製の弁を取って普通のストレーナーとしてつなぎ戻しました。パイプ内のつまりも取りました。
それからパイプをすべて戻しました。
エンジンポンプで吸い上げてみました
今回も、水は上がってきませんでした!
原因は何かな?と考えてみました。今回はパイプを沈めた時にパイプの浮力で浮き上がってくるということが無かったのでパイプ内に水はある程度入っているはずです。
それでもパイプ内に泥が残っていて、水を吸い上げるのに邪魔をしている可能性があります。パイプ内を清掃してから、パイプとホース内にもできるだけ水を入れてみてエンジンポンプ稼働させようと思いました。次は上手くいって欲しいです!
それと井戸の水に海水が入っていないかどうかの確認は簡易的に行っていますがポンプで水をある程度汲み上げてからもう一度確認しようと思っていました。これも先送りですね。
失敗が続きますが最終的に上手くいくと良いと思って気長にとりくんでいきます!