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ハマスゲの塊茎を集めて自宅で処分しました

ハマスゲの塊茎

塊茎の左に伸びている先にも小さな塊茎があります。生命力が強いですね~。

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草取で2023年をスタート

2023年の年始の作業は共に農園の草取りでした。年末も草取りで終わりました。今年ものんびりと過ごしたいと思います。

畑地はお借りしているので雑草が伸びたままの状態では地主様に申し訳ありません。

2023年は雑草を出来るだけ生やさないような管理を目指してみようと思います。2022年、通路部分は雑草がある程度伸びたら刈払機で草刈するという管理方法でした。

通路の雑草を少なくする目的

2023年からは通路部分の草も早め早めに片付けていこうと思います。小まめに取る分時間は増えてしまうかもしれませんが、それでも草を少なくする利点はあると思います。

  1. まずは、きちんと管理されている畑地であることを示せます。地主様には喜んでもらえるはずです。
  2. 次に、雑草に土壌の養分を使われたくないからです。これまでは通路などに雑草が育つことで窒素成分が増えすぎないので雑草が幾らかあっても良いだろうと考えていました。もちろん、植物周りや畝の上は雑草が無いようにしていました。しかし、通路の土もやがて畝の土になるのでその土の中の養分も大切にしないといけない、と考えるようになりました。

冬の時期は雑草が少なくて助かりますね。

今の時期、植物は植わっていないエリアが多いので春夏の植え付けに向けて、土作りを行います。草取りも同時に行えますよ~。

ハマスゲも片付けました

土の中に髭が生えた豆のようなものがたくさん落ちています。

ハマスゲの塊茎
ハマスゲの塊茎

これはハマスゲの塊茎ですね。

隣の方からこれは強いから処分した方が良いよと言われたことがあります。これまではそのままにしていたのですが2023年は見つけ次第処分します。

片手鍬でのんびり作業です

畑地に広がりすぎている塊茎を減らしていく作業は気が遠くなりますね。

石ころ拾いと同じ要領でのんびりとやっていこうと思います。

まずは一目で見える塊茎を撤去します。

地表にある塊茎
地表にある塊茎

これは六条大麦の畝に出てきていた塊茎です。幾つか見えますが右上の大麦の芽の下側に立っています。

一目で目に見えるものを撤去してから、片手鍬で地表を軽く掘りながら出てくる塊茎を撤去します。大麦の畝は大麦の根が傷むと嫌なので掘りませんでした。

片手鍬で軽く掘ります
片手鍬で軽く掘ります

3本鍬で掘ると拾い集まるためにその都度腰を下ろさなければなりません。面倒なので片手鍬で腰を落とした状態で撤去を進めました。

片手鍬で軽く掘れる所よりも深部にある塊茎は後日、管理機で耕うんした時に撤去します。

自宅に持ち帰り処分します

普通の雑草なら根っ子が残っていても土中に埋めて処分することがあります。

しかし、このハマスゲ、とっても強いです。草の部分を切りとっても塊茎があるとそこから再び芽が出てきます。それで畑地に置いたままにすることはしません。自宅に持ち帰り燃えるゴミで処分します。

処分するハマスゲの塊茎
処分するハマスゲの塊茎

30分ほどで小さな袋いっぱいになります。

ハマスゲの特徴

冬の時期は地上部分の葉は枯れて無くなっています。

ところが、冬の時期には地下に塊茎が残っています。また畑地に落ちた種も残っているはずです。春になるとそれらの種や塊茎から新芽が出てきます。

多年草で年々、下の写真のように塊茎は大きくなっていきますよ。

多年草のため大きさが違う
多年草のため大きさが違う

左の塊茎は大きいですね。何年物でしょうね。3年はなるでしょうか。しかしこの塊茎、何年育ち、どこまで大きくなるんでしょうね。

塊茎の地下茎のようなひげが10cmくらい伸び、その先に小さな塊茎ができていきます。それぞれの塊茎から地上に芽がの伸びていき畑地に広がっていきますよ。一番右の塊茎から右側に伸びているものは地上に伸びた芽が成長したものですね。

それぞれの塊茎から出ている細い髭が根っ子ですね。それ以外は塊茎と塊茎をつなぐ茎でしょうね。

黒マルチで成長を止める

黒マルチをして遮光しておくと成長をある程度止めることができます。ある程度、と言うのはハマスゲが強くて黒マルチを突き破って出て来ることがあるためです。出てきた芽を引き抜くことはできますが、ほとんど場合、根は残っています。それでまたいつか芽が出てきます。

黒マルチの場合も塊茎を取り除かないといけないですがマルチを剥ぐのは大変なのでどこまで取り除くか悩みどころですね~。

管理機で耕うんすると生息範囲が広がります

ハマスゲは管理機や耕うん機で土づくりをすると塊茎が広いエリアに運ばれていきます。家庭用の管理機で耕うんできる20~30cmだと塊茎は生きていると芽を出してきます。

耕うん後に地表に出てきている塊茎は石拾いのように拾い集めます。慣れてくると地下茎でしょうか塊茎と塊茎の間のひげのような部分が目立つので見つけやすくなりますよ!

塊茎の撤去だけに貴重な時間を使いたくはないですね。

でも春までの土づくりを進めながら撤去できるので時間を有意義に使うことができますよ!少しずつですがハマスゲの塊茎を減らしていこうと思います!

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