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福岡県農薬指導士の更新研修をなんとかかんとか

セキセイインコ

本日、令和5年度の更新研修を受けてきました。

送られてきた案内状には10月6日14時と指定されていました。万一指定された日が難しければ相談できるそうです。

目次

農薬指導士の更新講習

農薬指導士は都道府県によって認定されるものです。呼び方も県などによって異なります。農薬を販売する人が農薬の適正管理をしたり、購入する人に指導したりするためのものです。またゴルフ場や防除業者にも関係しています。今日は前の席に農協の方も来てました。

最初に、この認定証をいただくためには講習と試験(?)があります。試験は講習内容から出題されるのでほとんどの方が認定されます。

末庭は令和3年に認定されています。

3年ごとの更新なので来年の令和6年に更新されます。それで、その前の、この時期に更新講習が開かれています。

更新講習に当たり幾つか失敗しました。

夏から秋にかけて繁忙期のため忙しかったからと言い訳をしたくなりますが、実のところは末庭の管理不足です。訓練が足りません・・・

失敗と学べたことがいっぱいありましたので今後の自分のために、このブログに記録します。

失敗1

指定された期日までに更新の申込書を送付するか、インターネットで手続きするかしなければなりません。

その期日をすっかり失念しました・・・

気が付いたのは翌日でした。公共の申込だから駄目だろうと諦めました。

しかし申込期日から1週間後、消毒に関わる作業が生じた時に、やっぱり農薬指導士の認定があった方が良いなと強く感じました。農薬の使い方に関して説明する機会は意外と少なくありません。

それで、ダメもとで県庁の担当先に電話してみました。

すると、意外に、あっさりと申し込みを受け付けてくださいました。後日、郵送で更新申込書を送ってくださいとだけ言われました。

お役所仕事で融通は利かないだろうと勝手に判断したのが失敗でした。期日を過ぎたことに気づいた時に電話した方が良いですね。県の取り組みに、ただただ感謝しました。

失敗2

認定証を持参するのを忘れました。

受付の方はすぐに状況を判断し、後日認定証を送付してください、更新印を押して郵送しますとのことでした。

末庭の後に来た方々もいろいろと持参忘れていました。

受付の方は慣れたものでケース毎に対応していました。

更新研修で学べたこと

講師が素晴らしかったです!

学んだこと1

講習最後の、出席者の質問に的確に答えていました。

出席者:「展着剤、殺虫剤、殺菌剤の順に入れていくのが良いと聞いたのですが?」

講師:「テニスで覚えてください!」

  :「展着剤、乳剤、水溶剤」

  :「殺菌剤は水和性のものが多いので、その方はそのように話したと考えられますね。テニスです!」

なるほどです!

学んだこと2

講師:「玉ねぎやビワにそれぞれ登録された農薬を使用している場合に、それぞれの皮や葉でお茶を作り販売しても良いか?」

  :「ダメ。玉ねぎの皮、ビワの葉へ農薬試験は行われていないため」

なるほどですね!

ビワ茶とか販売されてますが無農薬の葉を使用していると確認できると良いですね。

学んだこと3

講師:「つまみ菜と間引き菜に農薬を使えるのは大根だけ」

  :「つまみ菜は本葉2枚以上、間引き菜は本葉4枚以上」

  :「大根の粒剤の中には食用にしてよいと書かれているものがあるので確認が必要」

なるほど~。食用にできる粒剤とできない粒剤があるんですね!

使わないけど覚えておこう!

学んだこと4

農薬のラベルなどの説明の中で、

樹木類と樹木等の違いについて学びました。

  • 樹木類・・・松類、桜、杉類の大グループ
  • 樹木等・・・公園、駐車場、宅地、植栽が無い場所

の違いだそうです。

樹木等には明らかに樹木がないですよね。

講師:「これは、非農耕地と言う表現を使わなくなったためです」

なるほど~~。知らないことばかりでした。

学んだこと5

農薬被害については同量の物が、皮膚から入るものを1とすると口や鼻から入るものは30になるとのことでした。

保護具のマスクの重要性が強調されました。

学んだこと6

講師:「ラベルの使用容量が100~300L/10aと100~300と表示されているがなぜ」

出席者:「・・・」

講師:「植物が大きくなるから」

なるほどなるほどなるほど。

恥ずかしながら知りませんでした。

学べたこと7

これは失敗から学んだことです。

  • 更新の申込期限を忘れないこと!
  • 必要準備書類に不備が無いこと!

基本でした・・・

学んだこと8

他にも資料に書かれている以外のことが沢山学べました。

講師:「この件は、関係する省でこのように決定されたので今後、県にも知らされるでしょう」

このような貴重な内容もありました。しかし、このブログに記録することは避けておきます。

更新講習を終えて

講師:「大切なことは資料のリーフレットに書かれています」

といわれました。

公益社団法人 緑の安全推進協会のもので、農薬適正使用、飛散防止、保護具、記帳管理に関する4枚のリーフレットをいただけました。これからも大切にして活用していこうと思います!

更新された認定証などが届くのは11~12月となっています!

末庭のように失敗が無い方は退室と同時に受け取っておられました。

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