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ハイネズの特徴と剪定

花壇から垂れているハイネズ
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ハイネズ (這杜松) の特徴は

ハイネズはヒノキ科のビャクシン属です。ヒノキ科なので剪定すると爽やかな香りが漂ってきます。

ハイネズとは「地を這って育つネズミサシ」という意味だそうで、ネズミサシという木は同属の高木ですね。

名前の由来通り、地を這うように枝先が伸びていきます。枝の途中からも芽が出ますが枝先を伸ばして張っていく感じですね。環境にも依りますが枝先4,50cmは軽く伸びることが多いです。

ハイネズの用い方は

地を這うのでグランドカバーとして用いられることが多いですね。低木などの周りに植えられたり、花壇で単体で植えられたりしています。

高さがある花壇に植えられると伸びてきたハイネズの先端が花壇の下の垂れ落ちてきます。ほんのちょっと出るようにするのが好きな方や、垂れないようにするのが好きな方など、好みが分かれると思います。歩行者が通るところの花壇の場合は、枝先が当たって洋服を汚すといけないので、ハイネズが花壇からはみ出さないように管理した方が良いと思っています。

這って伸びていきますので放っておくと枝が折り重なるようになります。下になった枝は光合成ができないため枯れていきます。そして一番上の枝が生き残ります。このサイクルを繰り返すと枝が層が高くなってしまいます。人目に付くところのハイネズは枯枝を取ったり剪定してあげたりしておくと良いですね。

ハイネズの注意点は

折り重なる特徴があるので注意すべき時があります。

近くになる低木がある時です。何年も放っておくと低木の下枝がハイネズに埋もれてしまい低木が弱ってしまうことがあります。そうなると思い切ってハイネズを剪定し低木を救ってあげないといけないですね。ハイネズの成長は遅いですが数年で低木とハイネズの住み分けをコントロールできます。

この植栽は通り沿いの建物です。ハイネズによってツツジの花もほとんど咲かないでしょうね。

覆い始めています
ここはハイネズを覆い始めています

また建物に接するハイネズも注意した方が良いですね。伸びる場所がないので上に上に伸びていきます。と言っても建物を這い上れないので建物の外壁側だけハイネズの層がコンモリとたかくなってしまいます。丁寧に管理されているかどうかが分かる人には分かってしまいます。これは大した問題ではないでしょうか・・・。

ほとんど覆っている
近くの花壇ではハイネズがほとんど覆っていました

こうなるとハイネズの撤去を考えないといけないので大変でしょうね。

ハイネズの剪定

こうした特徴から剪定は基本的に伸びた枝先ということになります。毎年剪定していればそれほど剪定ゴミは生じません。それでもヒノキ科の植物なので剪定ゴミは重いですね。重量で処分費用が計算される場合は注意が必要ですね。

花壇のハイネズの剪定にはバリカンが便利ですね

刈込ばさみで切っていくと切れにくくなることがあります。それでバリカンを使うと楽に住みます。バッテリー式バリカンは10㎜まで切ることができます。花壇からはみ出さないように剪定する時にはバリカンが楽ですね。もちろんエンジン式のバリカンならもっと早く終わりますね!

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