サツマイモは数年ぶりの栽培です
10年ほど前に一度だけ栽培したことがあります。
2022年、かなり久しぶりにサツマイモを植えました。
昨年までは畑地が限られていたのでサツマイモやカボチャなど地を這う植物は育てていませんでした。
苗の購入と植付の準備
5月21日に苗を30本購入しました。
今年は紅あずま(紅東)という品種です。甘くてホクホク系のサツマイモです。
紅はるかのほうが甘いそうなので来年は紅はるかを育ててみたいと思います。
葉っぱが少ししなびれるくらいまで数日室内で保存しました。
もう少し葉がしなびれた方が良いと思うのですが少々怖いのでこれくらいにしました。
畑地に定植する前日には水分をしっかりと茎や葉に含ませます。
こうすることで定植させた苗の活着が良くなります。
サツマイモの苗の植え付け
苗の植え付けにはマルチシートが必須ですね。
サツマイモの苗の植え付け方には何種類かありますね。
それぞれ特徴がありますね。
斜め植え、垂直植え、船底植えなどもあります。
それぞれ名前の通りの植え方になります。
斜め植えが一般的です。垂直植えは苗が小さい時に行い、収穫数は少ないです。船底植えは苗の真ん中を船底のように底辺にします、安定した植え方ですね。
末庭は水平植えが植えやすいという理由で水平に植えました。
苗の葉の茎が重ならないように節を抑えながら土を被せていきます。
葉のついている茎の部分からサツマイモが付き始めるのですが一つの苗に幾つできるか楽しみです。
すべてを植え付けたらしっかりと水遣りを行います。苗から根が出るまでは乾燥しすぎないように水やりに気を配ります。
植え付けた後の成長
活着した様子やツルが伸び始めた様子は記録を取っていませんでした。
来年記録しようと思います。
7月5日にはすでにツルが伸びていました。
伸びたツルを切って食材にすることもできます。甘くて美味しいですよね。ただ末庭はフキのようにツルの皮を剥くのが面倒なので食べません。
ツル返しが必要です
ツルが伸びていくとトマトのように茎の途中で根が伸びてきます。
サツマイモの場合は、その根にイモができます。しかし大きくはなりきりません。しかも本来収穫するイモの味を落としてしまいます。
それで、芋づるの途中にイモが付かないようにツル返しを行って伸びた根を土から外します。
ツル返ししたツルは畝の上に裏返しにして置きます。ツルをひっくり返すのでツル返しと言われています。そうすることで根が再び地中に根付くのを防ぎます。
ただし、最近の品種ではイモが付かないものもあるそうです。イモが付かない品種と確認できるのであればツル返しは必要ないでしょうね。
収穫のタイミング
これは難しいですね。
苗を植え付けてから4~5か月といわれています。
早すぎると細く甘くなりきれませんし、遅すぎるとカスカスになってしまいそうです。
今年は時々、試し掘りして成長具合を見てみます。
試し掘りしました
8月26日に1株を試し掘りしました。
手前の背丈が高い葉っぱは米ナスです。中央下左寄りに2個の米ナスが転がっています。
農園に行くたびにツル返しをしています。ただ末庭は、ひっくり返すのではなくツルの場所を移動させてイモができるのを防いでいます。植え付けた畝の隣の畝にもマルチシートを張っていたおかげで根張りが少なくて済んでいます。次回も同じようにマルチシートを広く張っておこうと思います。
試し掘りは楽しいですよ~。
植えた苗の先端から沢山のツルが伸びているのが分かりますね。
少し掘ってみると・・・。
サツマイモ?
いえいえ、違いました。
苗で植えたツルが親指くらいまで大きくなっていました。
驚きました。植えたツルはサツマイモの色になるんですね!また末庭にとっては新たな発見です!
ほんとに、始めはサツマイモかなと勘違いしました。
もう少し掘ってみると・・・。
出てきました。
2個のサツマイモが見えました。
載せているのは10円玉です。
まだまだ小ぶりですが成長しています!
イモって凄いですね!
あと一月でどれくらいまで大きくなってくれるでしょうか?!