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クロガネモチを段階的に小さくしています

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大きくなったクロガネモチ

クロガネモチの木も大きくなりますね。

昨年、クロガネモチの木を少しずつ小さくして欲しいとのご依頼がありました。木の上部には、かつて芯の部分が大きく切り戻された跡があります。切り戻した時の樹形が変になったか葉の残り方などが満足いくものではなかったのでしょうね。理由は正確に分かりませんが、段階的な整枝を心がけます。

それで去年は枝先に幾つもあるコブの数を減らしていました。

横枝が伸びすぎている

クロガネモチは自然に育つと球形になります。

それで下枝と上部の横枝の長さが変わらないのかな~と思いました。が、それにしてもあまりにも上部が長かったですね~。

それで今年は上のほうの横枝が横に伸びすぎていたので強く切り戻しました。枝が無くならないように枝分かれしている所や若枝がある所で切り戻しています。

落とした枝
落とした枝

剪定バサミと比べてみましたよ。

かつて芯の部分が存在した時は樹高がもっと高かったので縦長の円錐形に仕立てられていたのかもしれませんね。

いっそう自然な樹形になるように

今年の剪定で樹形は円錐に近くなりました。

来年以降は小枝で緑を残せるような整枝ができたら良いな~と感じています。

丸ものは逆に思い切り刈り込みしています

キンモクセイとヒイラギモクセイとツバキは向こうが見えないくらい内枝が増えています。表面は同じ所で刈り込まれているためコブが沢山存在しています。

ヒイラギモクセイ
ヒイラギモクセイ

写真には2本見えていますが全体で3本ほど枝が徒長していました。

昨年もヘッジトリマーと刈込ばさみで刈り込ませていただいたのですが・・・。まだまだ修行が要りますね!

右上に見えている枝葉はクロガネモチです。赤い実が一つだけ付いているのが見えますね。付いている赤い実はとっても少なかったです。出来るだけ赤い実は切らずに残しています。

小さくするために

ヒイラギモクセイは今年はコブを取るように剪定しましたので一回りは小さくすることができました。あと隣地と面している側は思いっきり切り戻しましたよ。すっきりしました。そして隣地への越境枝が発生する心配も小さくなりました。

これらは来年以降は枝先の葉の付き具合を見ながら、内枝を減らしてみたいと思います!

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