ダイコンがしおれていました
夕方、小豆の収穫に畑に行ってきました。
するとダイコンがしおれています。何でこんなに元気がなくなっているんだろう?先回、肥料を撒いたのが根っ子にあたったのかな~と惜しんでいました。ショックでした。
よく見ると6本は元気がありません。多すぎです。
ダイコンが元気がない原因は
よくよく見ると元気がないダイコンのエリアが固まっています。
そこを見ていると線ができます!
しかも地面が盛り上がってひび割れしています!
原因は!そうです、モグラでした!!
しおれたダイコンの根の周りを掘ってみると大きなトンネルに手が入りました。見事なモグラトンネルでしたよ。
モグラによる被害は?
モグラが掘るトンネルがダイコンの根の伸びていく場所にあると、当然ですがトンネルの中にダイコンの根が下りることになります。そうすると根は土が無くなってしまうので水分を失い、葉っぱが枯れてしまいます。
他の植物でも同じような被害になります。
ジャガイモがかじられている場合は、モグラがかじるのではなくモグラのトンネルを利用したネズミがかじることによる被害ですね。どちらにしてもモグラが来ることは嬉しいことではないですね。
モグラが来ないようにするためには?
さまざまなグッズが販売されていますね。近くの先輩のご主人は風車を畑に付けてモグラ除けにしていたそうですが被害にあっているそうです。
モグラを退治するのはいやなので、自分の畑にモグラがトンネルを掘ってこないようにしなければいけないですね。
モグラがトンネルを掘り進めるのはなぜ?
モグラは巣などのほかにトンネルを掘り進めていきますね。多くのトンネルはエサとなる虫、特にミミズを取るためにエリアを拡大してしまいます。末庭が小さい頃、トンネルの中を走り回るモグラの様子をテレビで観たことを思い出します。かなりのスピードで走り回り、ミミズがトンネルに落ちてくる音を感知してそこまでひとっとび。懐かしいですが喜んではいられません!
ミミズ対策はモグラ対策
ミミズが畑にいるということはモグラを呼び寄せているということになってしまいます。
ミミズは「完熟」ではない堆肥、つまりは分解されていない有機物を食物としています。コンポストなどで生ごみをミミズに分解させるのも同じですね。
末庭の畑には完熟鶏ふんを肥料に入れていたのですが「完熟」ではなかったのでしょうね。鶏ふん肥料は大量に生産しているので未熟な部分ものこっているのかもしれませんね。1袋100円程度で購入できるので満足できますね。
今度、ダイコンの種をまくエリアには少し値段が高い完熟堆肥を入れてみようと思います。まったくミミズがいない畑にするというのは現実的ではないのでダイコンエリアは守りたいと思います!モグラから!
あと、末庭がしおれたダイコンを見て一人で騒いでいると近くの先輩がこれからダイコンの種をまいても収穫できるよと教えてくださいました。アドバイザーがいると心強いですね。
11月になろうとしているのにこの暑さです。ミミズが減るのが先かダイコン被害が広がるのが先か・・・。仕方ないので今年はある程度、自然に任せてみました。
成長するにはしました
モグラトンネルができた大根のところには穴の中に土を埋め戻しておきました。またモグラが穴を掘るだろうと思っていました。
ところがモグラはその後は同じところに穴を掘ることはありませんでした。土を埋め戻した大根はすべて枯れることなく成長しました。その収穫がこれです!
左の2つの大根はモグラのトンネルの影響を受けたものです。右の大根は普通に育ったものです。
まるでグローブです。根っ子を伸ばそうとトンネルの中で沢山の根を出したのでしょうね!これだけ根を出すのであればモグラのトンネルの穴を埋め戻していなくても、少なくとも二股の大根は収穫できますね!