遅れ気味ですが収穫を多くするために枝を誘引しました。
これで来年はたくさんの花が咲いてくれると良いのですが・・・
目次
柑橘類の誘引
柑橘類の苗木は主幹から真っすぐ伸びた枝(主枝)から出る横枝(亜主枝)に付く横枝(側枝)実を付けるようにします。
枝の役割はさまざまですね~
- 主枝:苗木から上に伸ばす木の骨格となる枝。通常3~4本にする。
- 亜主枝:主枝から横に伸ばす枝。枝と枝が重ならないように配置する。
- 側枝:主枝と亜主枝に出る枝。徒長枝や下枝は基本的に外します。横側から出る枝を使います。
- 結果枝:花が咲き実を付ける枝。結果枝が多いほど収穫が増える。側枝であることが多いが樹種によって異なる。枝が重ならないように配置する。
- 結果母枝:結果枝に付く花芽が枝を伸ばし、更にその先に花を咲かせ実を生らせる枝。結果枝の元になる枝なので結果母枝と言われる。これはカキ・ブドウ・キウイ・クリなどですね。
- 果梗枝:前年に実が生った枝。実が生った翌年は実が付かないので切り落とす。
注意点
水平気味に誘引するのは真っすぐ伸びた主枝から伸びている亜主枝と言われる枝です。
誘引前
こちらは誘引する前の不知火です。
枝が密集しているのが分かりますね。
誘引するための支柱を地面に打ち込んでいます。
誘引後
こちらが誘引後の不知火です。
少しは水平気味に誘引できていますね。
狭い庭なので誘引することで、できるだけ枝を増やしてやりたいです。
東側の不知火の誘引後
この写真は東側の不知火です。
主枝は2本です。少し開心気味になっています。
真っすぐになるように後日に支柱を立ててみます。
狭い場所なので主枝は少なくして亜主枝を増やそうと思います。
大きくなってきた不知火
唯一、今年に定植した不知火で実っているものです。
貴重です!
ただ苗木が充実していないので甘くはならないでしょうね。
大きくなって重くなってきたようです。
地面に垂直に伸びた主枝に付いた実ですが、もうすぐで不知火が真横を向くようになっています。
8月9日は下のブログ記事のように上を向いていました。
実がない不知火(デコポン)のイモムシ防除
W台風が迫ってますね~ 被害が少ないことを願うばかりです。 不知火の実は大きくならず 今年購入して植え付けた不知火の2本の木にはたくさんの花が咲き、実が生りはじめま…
更に重くなるとうなだれてくるでしょうね。
成長が楽しみです。
定期的に追肥と水遣りを行っています!