念願の富裕柿が先日届きました。
完全甘柿です!
植え付けまで終了したので記録しておきます。
受粉樹として購入した禅寺丸の棒苗は後日記録します。
購入した大苗は、富裕柿の2mで税込みで1万円もしませんでしたよ。植木屋のお得意様からは高いと言われましたがホームセンターで売っている棒苗(まさに1本の棒状で1年生苗です)とは違いますよ。2mもなると5,6年生だと思われ、ネットでは5万円位で販売されています。
苗を受け取って軽トラックの荷台に斜めに載せても先端がはみ出しました。
植付穴の準備
大苗が届く前に時間があったので事前に元肥を入れておきました。
根鉢の高さが25cmほどあったのでダブルスコップでさらに掘りました。
柿の根は真下に根を張りやすいので根株の2倍近くを掘りました。
本当はもっと掘りたいのですが真砂土が固く断念しました。
この後、肥料分のない土を少し被せました。
大苗の据え付け
富裕柿の大苗を掘り穴に据えました。
植え付ける位置を決めます。
大苗が倒れないように底のほうに土を入れます。
大苗の向き
木には表と裏があります。
- 表・・・生育時点での南側
- 裏・・・生育時点での北川
表の方が枝振りがキレイです。これは基本的に、植物が光を浴びて元気に枝を伸ばすからです。そして、日が当たりやすいのが南側となります。あとは生育地点の状況によって東西の枝振りが変わってきます。
始めは表を家側に向けました。
しかし、これでは枝が逆に人の動線の邪魔をします。
見た目は良くありませんが、裏を家側に向けました!
根鉢を作って水きめをして植付は完了です。
植樹の完成
あとは畔板を付けて完成です!
この写真の中には左から、ビワの長崎早生、柿の富裕柿、キンカン、サクランボのさおり、不知火、柿の禅寺丸、イチジク(イタリア産とのこと)があります。
これで果樹の植樹はひとまず終了です。
それにしても黒い畔板は植栽とはバランスが悪ですね~
ニホンイシガメが静かなうちに何とかしようかなぁ~
大苗にした理由
2mの大苗にしたのは理由があります。
- ニホンイシガメの飼育トロ舟を動かすために下枝があると邪魔なので高さのある木が必要だった。これはニホンイシガメのため。
- 大きな柿の木が好きで早くたくさん収穫したい。これは末庭のため。
富裕柿の大苗のチェック
植樹が終わったので枝振りを見て、明らかに不要な枝を取りました。
根が張っていないので枝を切りすぎて葉数がすくなくなり過ぎないようにしました。しっかりと沢山の葉で光を浴びて強い根を張って欲しいです。今年の葉は大きくはないでしょうね。
枝をチェックしていると害虫が2種類いました。
カイガラムシとイラガ(?)の1種と思われますが良く分かりません。
1つのは下のカイガラムシです。2つあるのは芽に擬態していました!
擬態している様子がこれです!
どれが虫のサナギか分かりますか?
虫を取ると、こうなります。
そう、先端から3つ目の花芽のしたでした!
何と花芽に擬態していました!
賢いですよね~
何個も芽の箇所にいました。他には枝と枝の分かれ目など分かりにくい個所にもいました。しかし圧倒的に芽の位置が多かったですよ。
殻を割ると中にサナギがいました。
見た感じはイラガに似ているのです・・・。殻が小さいのですが小さなイラガなのでしょうか。これから学んでいきます!