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延び延びになっていたクロガネモチの剪定

クロガネモチの剪定後
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やっとクロガネモチの木の剪定ができました

徒長枝を取り除き伸びている枝を詰めました。混んでいる小枝は透かしました。これで切ったの?と思われるほど長めに切りました。最初の写真で転々と白っぽい丸に見えるのは実です。

伸びだすと大きくなるのが早いですね
伸びっぱなしのクロガネモチの剪定前

30分位の剪定作業ですがやっとできました

クロガネモチの実が大きくなっています

実をできるだけ残しながら枝先を切り戻しました。明らかに混んでいる部分は実が着いている小枝でも取り除きました。

クロガネモチの小さな実は熟すると赤く鮮やかですよね。そしてその実にはヒヨドリがやって来ます!良いですね~。

今回の剪定では全体的に葉が多く残るようにしました。猛暑の中でも樹木が元気でいるためと、もう1つ理由があります。

クロガネモチにクマゼミが産卵に来ています

これが理由です。枝葉で隠れる場所がないと彼(彼女?)がやって来ます!

カラスです!

彼はクマゼミを捕って食べてしまいます。カルシウムや蛋白質など栄養価は高そうですね。文化によっては食べる人もいますし・・・。

クマゼミたちには剪定の間はどこかに避難してもらいます。隠れ場は残すからね~

剪定ゴミを捨てて帰ってくると

剪定が終わり処分場に捨てに行きました。40分ほどして帰って来ると既にクマゼミたちが何匹もクロガネモチに戻って来ていました。

1匹は枝に隠れていますが2匹います
分かりにくいですが2匹います
一つの枝に2匹います
ここも2匹います

素直に嬉しい~。安心して産卵してね~!

セミはどこに卵を産む?

樹木の皮の裏に生んだり、枯枝に産み付けたりします。生木に産み付けると木が穴を塞いでしまって孵化した幼虫が出られなくなってしまうので産み付けません。雌ゼミは上手に産み付ける場所を選ぶのでしょうね。剪定作業を行っていると、細い枯枝にメスが産卵管で機関銃のように穴を開けているのをよく見つけます。セミの幼虫は翌年の梅雨の時期に孵化すると木から地面に落ちて土の中にもぐります。あとは根っ子から栄養分を取って成長していきます。数年かけて地上に出てきますね。何のためにセミはいるのでしょうね。面白い生態ですね!

ゴチャゴチャの剪定跡

不思議な形
不思議な形

これは末庭の庭の木ではないですよ~。初めてご利用いただいたお宅のクロガネモチの剪定跡です。こうした太枝が車枝になったり立枝になったり縦向平行枝になっていたり・・・。お客様はずっと小さくしてとのご要望ですので太くなっている枝ですが切り戻しさせていただきました。次回以降の継続的にお手入れできると良いですね!

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