料金などは2022年4月時点のものです。関係各所にてご確認ください。
古い枕木は再利用されています
古い枕木はアンティークなのでオブジェとして庭の飾りに使われたり花壇の縁に使われたりしていますね。敷地にワンポイントで埋め込まれることもあります。使用方法はさまざまですね。オブジェになっていた枕木の処分で受け取りましたので今後の自分のためにも記録に残しておこうと思います。
ある意味でいただいた枕木なので末庭の物として写真をアップしています。朽ちている枕木は短くなっているので右上がりに配置していました。写真の畑地と井戸はお借りしていて末庭農園として自分が食べる野菜を作っています(ジャガイモやニンニクやトウモロコシなど友達にもプレゼントしていますよ)。
先日、オブジェに使用されていた枕木の処分に当たり、成り行きで末庭の農園で活用させていただくことになったですが、数日後に撤去になりました。本当はこのオブジェの周りに木枠を立てて腐葉土を作るスペースにしようと思っていました。
枕木の困ったところ
このように使い道は広い枕木ですが困ったことも生じます。
それは処分です。
枕木を処分したことがある方はご存知と思いますが、枕木は処分が面倒で引取先が限られてしまいます。仕方ないのですが末庭は産業廃棄物についてはあまり知りませんでした。お恥ずかしい。
今回、枕木を処分できない理由が分かりました。良い勉強になりました。
一方で、剪定枝などの搬入先は福岡市内にも幾つもありますので便利だなと感じました。
枕木がなかなか引き取られない理由
枕木を木材処分会社で処分できないのは防腐剤にクレオソートなどが沁み込ませてあるためです。そしてそのクレオソートには発がん性物質が含まれています・・・。(最近は発がん性物質を含まない防腐剤などが使用されているようです。クレオソートは臭いが強いですが木材内の成分まで知ることは難しいです。臭いがすれば分かるのでしょうか…。最近の枕木はコンクリート製になっているようです)
それで当然ですが、枕木を適正に処分できる施設は限られてしまっています。
末庭は枕木を触った手で人に触れたり飲食したりしないようにと聞いていたことはありました。その程度の認識でした。甘かったですね・・・。
調べてみると枕木に浸透した成分の一部は枕木が朽ちてしまうまで周りの土や植物に影響するそうです。人が触れない、飲食に関係しないなどの条件であれば枕木を活用することは良いのかもしれませんね。
末庭農園の腐葉土造りに役立てようと思ったのですが、枕木内の有害物質が畑地を汚染してしまっては大変です。作物そして人に害が及ぶかもしれません。使わせていただいている畑地なのでご迷惑をお掛けしても良くありません。
枕木はどこで処分してくれる
少量の枕木であれば市のゴミ袋で出せませんか、と言われました。
少量ではないので、処分先を探しました。朽ちている枕木は軽くなっていました。
木材や根っこを処分していただいている会社でも枕木は扱っていませんでした。福岡市に問い合わせると産業廃棄物を扱っている協会を紹介していただきました。その中の5社中2社がOKでした。色々な条件があるようなので電話で教えてもらう必要がありました。
嬉しかったのは産業廃棄物を扱う会社はどこも規模が大きいのか受付の電話対応がとても丁寧なことです。ほとんどの会社から断られはしますが対応が優しいので嫌な印象は受けないですよ、引き取ってもらえないので少々残念ですが次の会社に電話するのに弱気になってしまうことは避けられます。電話対応の方に助けられる感じです。
福岡市も処分ごみのリサイクルに力を入れていていますが福岡市内に処理施設を所有している会社は限られているようです。
末庭は今回、処分を引き受けてくださるくださる会社を見つけることができました。福岡市外ですが隣接していますので一般道で往復2時間くらいで搬出できると思います。
枕木の処分にかかる費用は
引き取ってくださる会社によって異なります。ある会社は1リューベで12,000円だそうで、最小の単位をお聞きすると0.5リューベでした。ある会社では1㎏でいくらとなっています。
それで体積か重量のどちらかで処分費用を考える必要がありますね。そしてこれに搬入にかかる車両代や時間費用などの諸経費が加算されますね。
少し前に枕木ブームがありましたので時期的に処分を考えるお宅も出てくるのかもしれませんね。枕木の処分には困りますが、費用はかかっても処分してもらえる会社があるだけでありがたいのかもしれませんね!
今回は枕木の処分について反省点も多いですが、大変良い勉強になりました。前向きに考えると、今後、枕木の処分を依頼された時などは直ぐに対応できるようになりました。
もしかしたら枕木の処分だけでも業務としてお受けすることもできるかも!その辺も調べておきたいと思います。